出版社を探す

草思社文庫

文庫 名編集者パーキンズ 下

単行本版

著:A・スコット・バーグ
訳:鈴木 主税

紙版

内容紹介

アメリカ文学がもっとも輝きを放った時代、『華麗なるギャッツビー』
『日はまた昇る』『天使よ故郷を見よ』などの名作をつぎつぎと世に送り出し、
一時代を築き上げた名編集者パーキンズ。
世界恐慌や第二次世界大戦の社会不安、作家との死別、家庭の不和や
悲劇に直面しながらも、たゆむことなく仕事に向かい続けた人生だった。
出版に情熱のすべてを賭けたパーキンズの仕事と人間像を描きだす。全米図書賞受賞作。

著者略歴

著:A・スコット・バーグ
A・スコット・バーグ(A. Scott Berg)
1971年、プリンストン大学卒。パーキンズを扱った卒業論文でチャールズ・ウィリアム・ケネディ賞受賞。その論文を大幅に加筆した本書で全米図書賞を受賞。また本書を原案として映画化が進行中。他の著作に『虹を掴んだ男―サミュエル・ゴールドウィン』(文藝春秋刊)、ピュリッツァー賞受賞の『リンドバーグ―空から来た男』(角川書店刊)、キャサリン・ヘップバーンとの交友を回想したKate Rememberedなど、全米ベストセラーとなった評伝を多数発表している。ロサンゼルス在住
訳:鈴木 主税
鈴木 主税(すずき・ちから)
1934年東京生まれ。2009年没。翻訳家。ウイリアム・マンチェスター『栄光と夢』(草思社)で翻訳出版文化賞受賞。主な訳書にポール・ケネディ『大国の興亡』、アラン・ブロック『ヒトラーとスターリン』(ともに草思社)、サミュエル・ハンティントン『文明の衝突』、ノーム・チョムスキー『メディア・コントロール』(ともに集英社)、ジョセフ・スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』(徳間書店)、サイモン・ウィンチェスター『博士と狂人』(早川書房)ほか多数。

ISBN:9784794221339
出版社:草思社
判型:文庫
ページ数:488ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2015年06月
発売日:2015年06月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB