草思社文庫
決定版 五輪書 現代語訳
著:宮本 武蔵
訳:大倉 隆二
紙版
内容紹介
武士は兵法の道を確かに会得し、そのほか武芸によく励み、
武士の修行すべき道(文武両道)に精通し、心迷うことなく、
心・意二つの心を磨き、観・見二つの目を研ぎ、
少しも曇りなく、迷いの雲の晴れわたったところこそ、
実の「空」を知るべきである(空の巻)。
最も古くオリジナルに近い福岡は吉田家伝来の書を底本に、
原典に忠実な現代語訳決定版。
剣豪・宮本武蔵の兵法の奥義と哲学が時代を超えて現代によみがえる。