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著者は豊富なキャリアをもつがん専門医。
研修医時代から診てきた数多くの臨床例
をまるで小説のようは筆致で描きつつ、
患者の生死を分けた「希望の力」の理屈
で捉えきれない実例を考察する。けっし
て安易な精神論には走らず、科学的デー
タを参照しつつ人間の自己治癒力に秘め
られた驚くべき可能性を探る。

著：ジェローム・グループマン
医学博士。腫瘍学、血液学、AIDS 治療の第一人者。ハーバード大学医学部教授、ベス・イスラエル・ディーコネス医療センタ実験的医学主任。ニュー ヨーカー、ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル等に寄稿。著書に『医者は現場でう考えるか』（石風社）、『セカンドオピニオン』（ＰＨＰ研究所）などがある。

訳：菅　靖彦
翻訳者。主な訳書に『ずっとやりたかったことを、やりなさい』（サンマーク出版）、『子どもの話にどんな返事をしてますか？』『男の子ってどうしてこうなの？』（草思社）、『ザ・マスター・キー』（河出書房新社）、『なぜあの人から「つい」買ってしまうのか』（三笠書房）ほか多数。