モーツァルトの至高性
音楽に架かるバタイユの思想
著:酒井健
紙版
内容紹介
芸術の深奥をみつめて
それまでの音楽の枠組みを軽やかに超えて傑作を生みだした音楽家。生の核心や宗教やエロスの根源をとらえようと思索しつづけた稀代の思想家。この二つのまなざしが交じわったとき、芸術とはいったい何か、という問いがあらたな相貌をもって立ち現れてくる。変質、供犠、なにでもないもの、内奥性、そしてパロディ――。神秘のヴェールに隠された、私たちをひきつけてやまない魅力の正体をあきらかにする。斬新なモーツァルト論にして、かつてない芸術論。
ISBN:9784791775170
。出版社:青土社
。判型:4-6
。ページ数:416ページ
。定価:3800円(本体)
。発行年月日:2022年11月
。発売日:2022年11月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVM。