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トラウマ治療専門家の注目を集める新しい心理療法。クライアントは思考機能に頼らず、身体レベルで時間と過去を理解し、新しい視点で再学習。無意識の傷やトラウマに閉じ込められたクライアントを安全かつ確実に回復へ導く。対象疾患はPTSDやうつ病から摂食障害、依存症と幅広い。本書ではその効果についての神経学的な仮説とプロトコールを詳説する。

著：ペギー・ペース
ペギー・ペースは，1969年にワシントン大学化学理学士号を取得し卒業。1985年にカウンセリング心理学の修士号を取得。1985年から2005年まで，家族，カップル，成人，青年を対象にカウンセリングを行い，最終的に，大人の幼少期トラウマ，虐待，ネグレクト経験者らの癒しの働きに特化する。
2002年，クライアントの心身のシステムに時間の経過を証明する方法を発見し，劇的な変化を見る。2005年から2016年の引退までに，米国，カナダ，フランス，スペイン，スウェーデン，スイス，英国，ロシアのセラピストにLI療法を教授する。

訳：久山 貴子
心理療法士，ライフスパン統合療法認定セラピスト。
賢明女子短期大学英語科卒，関西聖書学院卒，シアトル聖書大学卒，主に日米国でキリスト教カウンセリングを通し20年以上人々の内面の癒しに従事した後，シアトル心理神学大学院卒業。米国ワシントン州認定心理療法士としてホームレスシェルター，開業クリニックにて心理療法に従事。

訳：髙須 かすみ
フランス国家資格臨床心理士，心理療法士，ライフスパン統合療法認定セラピスト。パリでクリニックを開業，大人と思春期の子供を対象として心理療法に従事。東京大学法学部卒業。INSEAD（欧州経営大学院）MBA課程卒業。米国企業で管理職に携わるうちに心理学に興味を持ち勉強を始める。パリ交流分析学校第3課程を修了。パリ第8大学臨床心理学修士課程修了。