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バークレー博士によるADHDの子育てアドバイス

著:ラッセル・A・バークレー
訳:中島 美鈴
訳:井口 萌娜

紙版

内容紹介

本書には、ADHDをもつ子どもとの日々の生活に応用できるたくさんのアドバイスが詰まっています。ADHDについての基礎的理解と、それに基づく12の原則を身につけることで、子どもとの間で困難な事態に陥ったとしても、落ち着きを取り戻し、効果的に対処する自信が芽生えてくるでしょう。ADHDの専門家として50年近い臨床経験を有するバークレー博士の思いやりに満ちたメッセージが、適応力のある、幸せな子どもを育てたいと願う皆さんの背中を力強く押してくれます。

目次

序章 ADHDを理解しよう
第1の原則 子どもの成功への秘訣を押さえながら支援する
第2の原則 障害だということを忘れないで!
第3の原則 エンジニアではなく羊飼いの感覚で
第4の原則 優先事項を決める
第5の原則 マインドフルな子育て
第6の原則 子どもの自己認識と責任感を育む
第7の原則 タッチと報酬を増やし、言葉数を減らす
第8の原則 時間感覚の教え方
第9の原則 記憶力を頼らず道具を使おう!
第10の原則 整理整頓
第11の原則 具体的な問題解決策を作る
第12の原則 先を見越して行動する
結論とまとめ

著者略歴

著:ラッセル・A・バークレー
ラッセル・A・バークレー博士(Russell A. Barkley, PhD)
バージニアコモンウェルス大学医学部精神科臨床教授。
1970年代からADHDをもつ子ども、若者、家族の治療に従事。Taking Charge of ADHDをはじめとする専門家向け書籍だけでなく一般向け書籍も多数執筆。学会やメディアでも取り上げられている。米国小児科学会とアメリカ心理学会において受賞歴あり。
ウェブサイト:www.russellbarkley.org
訳:中島 美鈴
中島 美鈴(なかしま みすず)
公認心理師、臨床心理士。心理学博士。2020年九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻博士後期課程修了。肥前精神医療センター、東京大学駒場学生相談所、福岡大学人文学部などでの勤務を経て、現在は肥前精神医療センター臨床研究部にて成人期のADHDの認知行動療法の研究に従事。著訳書多数。
訳:井口 萌娜
井口 萌娜(いぐち もな)
米国で生物学学士号を取得後、英国で摂食障害専門栄養学修士号を取得。その後米国で一般管理栄養学修士号、米国管理栄養士の国家資格と州資格を取得。現在はRogers Behavioral Healthのウィスコンシン州キャンパスで摂食障害をもつ患者の治療、特にLGBTQ+コミュニティーでの摂食障害予防・治療に力を入れて活動している。

ISBN:9784791110919
出版社:星和書店
判型:4-6
ページ数:384ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2022年02月
発売日:2022年02月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNS