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自己の内面を読む 2 マタイによる福音書とともに

著:ガエタノ・ピッコロ
訳:松岡陽子

紙版

内容紹介

マタイによる福音書の中心には、わたしたちの家に迎えられることを願う父である神がおられる。わたしたちは、会いに来られた御父をいちばん奥の部屋に迎え入れるよう願われている。それは心の部屋であって、わたしたちは御父とのかかわりの中で、やっと自分自身でいることができる。そうして耳を傾ける神のことばは、現実のしがらみの中であえぐ心を解き放ち、互いをすり減らすかかわりから、命を通わせるかかわりへと導く。

著者略歴

著:ガエタノ・ピッコロ
1973年、ナポリに生まれる。イエズス会士。教皇庁立グレゴリアン大学で形而上学を教える。個人的な霊的体験(聖アウグスチヌスの著作の読書とスリランカでの養成期間によっても熟した)をとおして、聖書への一つのアプローチを展開。それは、神のことばと出会うことで、各自の人間的なダイナミクスを浮かび上がらせようとするもので、心が照らされ、癒やされるためである。著書に、『自己の内面を読む ルカによる福音書とともに』(女子パウロ会)がある。イタリア語では、『自己の内面を読む マルコによる福音書とともに』、『頭か心か? 識別のアート』(いずれもイタリア女子パウロ会)などがある。
訳:松岡陽子
聖パウロ女子修道会会員

ISBN:9784789608336
出版社:女子パウロ会
判型:B6
ページ数:272ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMF