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美術教育、アートに基づく質的研究で知られるアイスナーの未邦訳だった待望の書。教える、学ぶという行為や経験を捉えるためには、複雑で微妙な質をきめ細かく識別する「啓発された眼」をもたなければならない。アートに基づく研究を展開し、教育の営みの複雑さを捉えるための多元的な知の生成を提唱したアイスナーの神髄を知ることができる。

著：E.W.アイスナー
スタンフォード教育大学院の芸術と教育の教授。芸術教育、カリキュラム改革、質的研究を含むいくつかの分野で活躍、2005年にルイビル大学のグロマイヤー賞を受賞し、2004年にはブロック国際賞を受賞。

訳：池田 吏志
広島大学大学院人間社会科学研究科　准教授。美術科教育と特別支援教育との複合領域の研究。

訳：小松 佳代子
長岡造形大学教授。専門は教育哲学、美術教育。現在の研究課題：Arts-Based Research、美術教育と市民性教育、制作者の理論研究方法論など。