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戦後日本映画史

企業経営史からたどる

著:井上 雅雄

紙版

内容紹介

映画は製作会社、特に制作者・監督・俳優などが作るものと考えられがちだが、配給会社、映画館、観客など多くの人々が関わっている。戦後映画の「黄金期」を、産業として企業経営史の観点からたどり、従来の作品論とは全く異なった新しい風景を拓く。

*前著『文化と闘争――東宝争議1946-1948』では、戦車まで出動した東宝の大労働争議を実証的に跡づけた。

*製作・配給・興行の各部門から構成される映画という産業の戦後黄金期の実態に、社会経済史的な側面から迫る。

著者略歴

著:井上 雅雄
立教大学名誉教授(2019年逝去)

ISBN:9784788517813
出版社:新曜社
判型:A5
ページ数:512ページ
価格:5200円(本体)
発行年月日:2022年09月
発売日:2022年09月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:ATF