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観光のレッスン

ツーリズム・リテラシー入門

著:山口 誠
著:須永 和博
著:鈴木 涼太郎

紙版

内容紹介

観光の可能性は、尽くされていない。いまよりも「自由になるための技能(リベラル・アーツ)」としての観光を実現するため、共同研究の成果と教育現場の実践を融合させた、気鋭の観光研究者三人による画期的な入門書。好奇心を推進力とする学問へ。

・豊富な事例と具体的なアイデアで読みやすく、これから観光を学ぶ高校生や大学生はもちろん、観光にかかわる人びとにも最適な一冊。

・観光学の教科書や専門書を読む前に「なぜ観光を学ぶのか」を根本的に考える、いままでなかったタイプの入門書。

・15編のレッスンと30冊のブックガイドで、新たな観光への道筋(ルート)を照らし出す、独習もできる「レッスン・ブック」。

・一読すれば「観光の可能性」がもっと観えてくる。

著者略歴

著:山口 誠
1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会情報学)。獨協大学外国語学部交流文化学科教授。専門はメディア研究、観光研究、歴史社会学。単著に『客室乗務員の誕生』(岩波書店)、『ニッポンの海外旅行』(筑摩書房)、『グアムと日本人』(岩波書店)、『英語講座の誕生』(講談社)、共編著に『「地球の歩き方」の歩き方』(新潮社)、『複数の「ヒロシマ」』(青弓社)、『「知覧」の誕生』(柏書房)、共著にUnderstanding Tourism Mobilities in Japan (Routledge)などがある。
著:須永 和博
1977年生まれ。立教大学大学院観光学研究科博士課程後期課程修了。博士(観光学)。獨協大学外国語学部交流文化学科教授。専門は文化人類学、観光研究、東南アジア研究。単著に『エコツーリズムの民族誌』(春風社)、共著に『基本概念から学ぶ観光人類学』(ナカニシヤ出版、近刊)、『ミュージアムの憂鬱』(水声社)、『ワードマップ現代観光学』(新曜社)、『観光社会学のアクチュアリティ』(晃洋書房)などがある。
著:鈴木 涼太郎
1975年生まれ。株式会社日本交通公社(現JTB)勤務を経て、立教大学大学院観光学研究科博士課程後期課程修了。博士(観光学)。獨協大学外国語学部交流文化学科教授。専門は観光研究、観光文化論、観光人類学。単著に『観光という〈商品〉の生産』(勉誠出版)、共編著に『観光概論(第11版)』(JTB総合研究所)、『買い物弱者とネット通販』(くんぷる)、共著に『観光文化学』(新曜社)、『フィールドから読み解く観光文化学』(ミネルヴァ書房)Understanding Tourism Mobilities in Japan (Routledge) などがある。

ISBN:9784788517066
出版社:新曜社
判型:4-6
ページ数:194ページ
価格:1400円(本体)
発行年月日:2021年02月
発売日:2021年02月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNSG