ピーター・パンの場合

メルヒェン叢書

児童文学などありえない?

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オーディオブック

著：ジャクリーン・ローズ

訳：鈴木　晶

出版社：新曜社

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内容紹介

『ピーター・パン』はこれまで数十カ国語に翻訳され、日本でも百種類以上の翻訳が出ている世界的超ベストセラーです。「大人にならない」「永遠の少年」ピーター・パンのイメージが私たちを惹きつけるのはうなずけるにしても、なぜこれほどまでに？　精神分析学者である著者は、その純粋無垢のイメージの背後に隠されているもの、無意識のうちに私たちが隠蔽しているものを、「性としての子ども」「商品としての子ども」など従来タブーとされてきた側面から大胆に暴いていきます。「児童文学の不可能性」を喝破して児童文学関係者の間に論議を巻き起こした話題作の待望の翻訳。

目　　次
ピーター・パンの場合＊目次

　謝　辞
帰ってきたピーター・パン（再版への序文）
はじめに（初版への序文）
Ⅰ　ピーター・パンとフロイト　誰が誰に語っているのか
Ⅱ　ルソーとアラン・ガーナー　子どもの無垢、ことばの無垢
Ⅲ　ピーター・パンと児童文学　ことばの混乱
Ⅳ　ピーター・パンと子どもの商品化　子どもはよく売れる
Ⅴ　ピーター・パン、言語、国家　フック船長、イートン校に通う
結　び
　訳者あとがき
　註　271
　参考文献
　索　引

ISBN：9784788511828
出版社：新曜社
判型：4-6
ページ数：320ページ
定価：3300円（本体）
発行年月日：2009年10月
発売日：2009年10月28日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：FB。

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