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夜尿症診療ガイドライン2021

編:日本夜尿症学会

紙版

内容紹介

日本夜尿症学会による5年ぶりの改訂版.本改訂版では,前版の内容のブラッシュアップを行うとともに,前版であまり触れられていなかった非単一症候性夜尿症のエビデンスとコンセンサスに基づく診療指針の提示,診療アルゴリズムの更新など大幅な改訂を行った.夜尿症患者のQOL向上を目指し,病態把握から治療までをわかりやすく記載.小児科医のみならず,内科医,泌尿器科医など,夜尿症診療に携わるすべての医師必携の1冊.

目次

刊行にあたって
序文
作成組織
Introduction
CQ・推奨文・推奨グレード 一覧
夜尿症の診療アルゴリズム
略語等一覧

総 論
1.定義,原因,分類
 総論1︱夜尿症の定義,原因,分類
2.疫学,予後
 総論2︱夜尿症の頻度(有病率)と経過
3.診療
 総論3︱夜尿症の初期診療
 総論4︱単一症候性夜尿症の治療総論
 総論5︱非単一症候性夜尿症の治療総論
 総論6︱その他の治療総論

Clinical Question(CQ)
1.診療
 CQ 1︱夜尿症の診療において積極的な治療は推奨されるか?
2.検査
 CQ 2︱夜尿症の診療に検査は必要か?
  2-1 夜尿症の診療において尿検査,血液検査は推奨されるか?
  2-2 夜尿症の診療において腹部超音波検査は推奨されるか?
  2-3 夜尿症の診療において腹部単純X線検査は推奨されるか?
  2-4 夜尿症の診療において排尿時膀胱尿道造影法(VCUG)は推奨されるか?
  2-5 夜尿症の診療において尿流測定は推奨されるか?
3.治療
 CQ 3︱夜尿症の診療において生活指導は推奨されるか?
 CQ 4︱夜尿症の診療において排尿指導,がまん訓練は推奨されるか?
  4-1 夜尿症の診療において排尿指導は推奨されるか?
  4-2 夜尿症の診療においてがまん訓練は推奨されるか?
 CQ 5︱夜尿症の診療において便秘の精査・加療は推奨されるか?
4.薬物療法
 CQ 6︱夜尿症の診療においてデスモプレシンは推奨されるか?
 CQ 7︱夜尿症の診療において抗コリン薬は推奨されるか? 
 CQ 8︱夜尿症の診療において三環系抗うつ薬は推奨されるか?
5.アラーム療法
 CQ 9︱夜尿症の診療においてアラーム療法は推奨されるか?
6.併用療法
 CQ 10︱夜尿症の診療において早期からアラーム療法とデスモプレシンを併用することは推奨されるか?
7.併存症治療
 CQ 11︱注意欠如・多動症(ADHD)を併存する夜尿症に対して,ADHDの治療は推奨されるか?

参 考
 参考1︱宿泊行事への対応
 参考2︱夜尿症患者の睡眠について
 参考3︱発達障害のある尿失禁患者へのアプローチ
 参考4︱夜尿症と扁桃肥大との関係
 参考5︱男児夜尿症患者における後部尿道弁

索引

ISBN:9784787825131
出版社:診断と治療社
判型:B5
ページ数:168ページ
定価:3200円(本体)
発行年月日:2021年11月
発売日:2021年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MJ