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ブックオフから考える

「なんとなく」から生まれた文化のインフラ

著:谷頭 和希

紙版

内容紹介

1990年代以降の「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす、これまでにない文化論。

目次

プロローグ――ブックオフで神隠しに遭う
序 章 いまこそ、ブックオフを考えよう
第1章 「かたる」――ブックオフはどう語られてきたのか
第2章 「めぐる」――ブックオフから都市を眺めて
第3章 「あそぶ」――ブックオフは原っぱだ!
第4章 「つくる」――ブックオフ文化人たちのこと
終 章 「つながる」――ブックオフが生み出す「公共性」とは
参考文献・ウェブサイト
初出一覧
あとがき

著者略歴

著:谷頭 和希
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語っている。「東洋経済オンライン」「Web Across」などで連載を執筆、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。2022年に初の単著『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)を上梓。

ISBN:9784787235206
出版社:青弓社
判型:4-6
ページ数:248ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年06月
発売日:2023年06月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTP