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翻訳家になる方法

著:柴田 耕太郎

紙版

内容紹介

翻訳家になりたいけれど、何から手をつけたらいいのか悩む人へ。業界の市場規模から、なるための生活プランニング、産業・出版・映像・舞台への参入の仕方などを、実例をまじえて詳しくていねい、かつ現実的に紹介。なりたい人はなれる!

目次

1 翻訳業界 (1)分野──分野によって訳語も違う、文体も違う、常識も違う (2)市場規模──八千億円と一口にいうけれど…… (3)翻訳家の収入──一枚二百円から一万円まで。なんでこの格差!2 翻訳家の日常 (1)求められる力──語学力より表現力、表現力より調査力、調査力より丈夫な身体 (2)必要なもの (3)翻訳家の一日3 翻訳家になる (1)翻訳会社と翻訳学校 (2)資質の向き、不向き──努力だけではどうにもならないこと (3)告知媒体と売り込み (4)翻訳家の社会的地位──もっとステイタスがあっていいのに……4 分野別攻略法 (1)出版翻訳 (2)映像翻訳 (3)産業翻訳 (4)舞台翻訳 (5)ライフステージ別の戦略5 翻訳家の常識・非常識 (1)よい訳文 (2)よい対応──即断・即決・愛嬌第一 (3)常識・非常識Q&A6 翻訳ビジネスのこれから (1)語学ができない人の裏ワザ──作家某氏は和文和訳の天才 (2)翻訳で儲けるには──儲けたい人には向かない商売ですが (3)翻訳家の未来7 採用ドキュメント (1)出版翻訳篇 (2)産業翻訳篇 (3)舞台翻訳篇 (4)映像翻訳篇

著者略歴

著:柴田 耕太郎
1949年生まれ。早稲田大学仏文科卒業。岩波書店嘱託を経て渡仏、演劇を学ぶ。新聞配達、塾講師、舞台監督、演出助手、海外情報紹介、声優、テレビ映画吹替台本作家などを転々とし、現在、(株)アイディア代表取締役。主な翻訳作品「オクラホマ」(宝塚歌劇団上演ミュージカル)「しゃべくり女」(劇団昴上演戯曲)「恋のエチュード」(TBS系放映吹替映画台本)「ジャズ・ボーカルの発声」(東亜音楽社刊)。

ISBN:9784787231130
出版社:青弓社
判型:4-6
ページ数:208ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:1995年