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法的思考の基礎 新・百万人の民法学 発展編(下)――契約(法)

編著:大村 敦志

紙版

内容紹介

「考える」を突きつめた学びがここにある。

実際の事件を元に、まだ法学に触れていない中学生・高校生とともに「法律とはなにか」「社会/法とはなにか」を考える名授業が待望の書籍化。「考える」ことで導きだされる結論は法学を知る者にこそ「考える」ことの重要性を突きつける。「考える」全ての人におくる本、発展編から登場。

目次

〈主要目次〉

第2編 契約(法) 個人間のルール(小さなルール&二階のルール)

 第0話 導入

  Part1 契約法はどこにあるのか

  Part2 約束を守るのはなぜか

  Part3 受信契約の法解釈学

 第1話 制度からの離脱?――パートナーシップ事件

  Part1 婚姻・内縁・パートナーシップの関係――どんな問題があるのか

  Part2 契約と制度の関係

  Part3 まとめ

 第2話 契約と契約以前――住友信託銀行対UFJグループ事件

  Part1 提携交渉に付随する独占交渉条項――何のための条項か

  Part2 契約による責任と契約によらない責任の間で

  Part3 中間のまとめにかえて

 第3話 契約類型による内容規制――サブリース事件

  Part1 サブリースと借地借家法32条の適用

  Part2 入金リンク条項は何を意味するか

 第4話 意思表示の構造――保証と錯誤事件

  Part1 暴力団排除と保証契約における錯誤

  Part2 契約と契約法の位置づけ

著者略歴

編著:大村 敦志
学習院大学教授

ISBN:9784785729745
出版社:商事法務
判型:A5
ページ数:208ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2022年07月
発売日:2022年07月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:LNB