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脳の性分化

編著:山内 兄人
編著:新井 康允

紙版

内容紹介

 男女の脳の違いは、性機能ばかりではなく、感覚や行動にも性差を生じさせている。それだけではなく、性のアイデンティティーなど高度な精神機能にまで影響をもつ可能性が示唆されている。
 本書は、脳の性分化における基礎研究の最先端が見え、かつ、現在までの研究経過がたどれるようなものとなることを目標に企画された。脳の構造と機能の性差とその形成機序の最先端の研究結果を網羅したものである。これからの脳の性分化研究の礎になる書である。

目次

1.研究の歴史
2.性分化機序概要
3.脳の構造の性差と性分化
4.脳の機能の性分化
5.ヒトの感性と脳の性分化

著者略歴

編著:山内 兄人
早稲田大学名誉教授、医学博士。早稲田大学教育学部卒業。順天堂大学助手・講師、早稲田大学助教授・教授などを歴任。
編著:新井 康允
順天堂大学名誉教授、理学博士。1933年 神奈川県に生まれる。東京大学理学部卒業、東京大学大学院生物系研究科博士課程修了。東京大学助手、カリフォルニア大学脳研究所、順天堂大学講師・助教授・教授、人間総合科学大学教授、放送大学客員教授などを歴任。

ISBN:9784785359133
出版社:裳華房
判型:A5
ページ数:442ページ
定価:5600円(本体)
発行年月日:2006年01月
発売日:2006年01月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MB