新・生命科学シリーズ
動物の発生と分化
著:浅島 誠
著:駒崎 伸二
紙版
内容紹介
本書では、動物の体が形成されるしくみについて、その分子的な背景を中心に解説する。その内容は、卵形成と精子形成から始まり、受精を経て、卵割から胞胚形成、原腸胚形成、神経胚形成へと展開する。そして、ホメオボックス遺伝子の役割を述べた後、細胞分化と器官形成について述べ、最後に再生医療や老化の問題に及ぶ。
読者の方々には、動物の体つくりに共通して働いている基本的なしくみを理解し、それらのしくみが線虫やショウジョウバエからわれわれ哺乳類に至るまでの進化の過程で延々と引き継がれてきたことを知ってほしい。そして、それらの知識が、これからの新たな技術である再生医療の発展へと大きく貢献していることを理解していただければ幸いである。
目次
1.卵形成から卵の成熟へ
2.受精から卵割へ
3.胞胚から原腸胚を経て神経胚へ
4.ホメオボックス遺伝子
5.細胞分化と器官形成
6.発生学と再生医療
ISBN:9784785358495
。出版社:裳華房
。判型:A5
。ページ数:174ページ
。定価:2300円(本体)
。発行年月日:2011年09月
。発売日:2011年09月20日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PSV。