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新・生命科学シリーズ

動物の形態

進化と発生

著:八杉 貞雄

紙版

内容紹介

 生物が「形」あるいは「形態」をもっていることはいうまでもない。そしてそれが生物の機能と密接に関係していることも、改めて述べるまでもないことのように思われる。しかし、形態と機能の関係、そして形態そのものがどのように生じるか、ということはそれほど簡単に理解されることでもない。生物界に見られる驚くほど多様な形態は、多くの場合長い進化の産物でもあり、またそれぞれの生物の発生過程で次第に構築されていくものである。
 本書では、形態の進化と発生をできるだけ具体的な例に基づいて解説する。

目次

1編 形態は生物にとってどのような意味があるか
 1.形態とは何か
 2.形態の生物学的基礎
2編 形態の進化
 3.脊索動物における形態の変化
 4.形態の進化と分子進化
3編 形態はどのように形成されるか
 5.器官形成の原理
 6.初期発生における形態形成
 7.器官形成における形態形成

著者略歴

著:八杉 貞雄
東京都立大学名誉教授、理学博士。1966年 東京大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程中退。東京大学助手・助教授、東京都立大学教授、首都大学東京教授(大学改組)、帝京平成大学教授、京都産業大学教授等を歴任。

ISBN:9784785358464
出版社:裳華房
判型:A5
ページ数:152ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2011年05月
発売日:2011年05月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PSV