内容紹介
理工系の多くの読者は基礎課程で1変数と2変数の場合を中心に学び、多変数の場合をそれらの類推で解釈することが多い。本書は、初めから多変数を使って微積分学を解説したものであり、採り上げた題材は陰関数定理とガウス・ストークスの定理までを目標に選んである。
目次
1.基礎知識
2.論理の練習
3.重積分
4.多変数関数の微分
5.陰関数,写像の微分
6.表面積分
7.空間の概念
著者略歴
著:大森 英樹
東京理科大学名誉教授、理学博士。1938年 兵庫県生まれ。東京大学理学部卒業。東京都立大学助手・講師・助教授、岡山大学教授、東京理科大学教授などを歴任。主な著書に『一般力学系と場の幾何学』(裳華房)、『無限次元Lie群論』(紀伊國屋書店)などがある。
ISBN:9784785314057
。出版社:裳華房
。判型:A5
。ページ数:236ページ
。定価:3000円(本体)
。発行年月日:1989年。