米沢と文学
米沢ゆかりの文人たち
著:千葉正昭
紙版
内容紹介
ちょっと寄り道。九人の文人たちと、米沢を歩こう!
著者は、限定的な期間だったが米沢で働く機会を得た。四季の変化が著しく、もうひとつの日本という感を深くした。……米沢という風土が生んだ文学を探る。★9章構成
目次
文人編集者、大橋乙羽
若き日の浜田広介 童話作家の誕生
忍耐の山本周五郎 不断草と慈しみ
人情派、池上信一 大衆文芸作家の肖像
島村利正の回復劇 『板谷峠』という地理
探求する藤沢周平 『漆の実のみのる国』とは
井上ひさしと迷助教授 『一分の一』+実在の研究者
もう一つの視点、鈴木由紀子 吉良上野介と米沢
奇想天外、所健保 米沢舞台のSF世界