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貨幣の原理・信用の原理

著:海大汎

紙版

内容紹介

〈貨幣と信用の原理を批判するこれまでの理論体系そのものを見直す論集〉

人間は、貨幣との関係において被支配感を覚えるようになり、結局、貨幣の存在自体を相対化する方向に舵を切り始めるだろう。

そうして、貨幣支配の歴史空間としての資本主義は終焉を迎えることになろうが、その場合においても、やはり、人間は、自分の作ったモノに縛られるような生き方を繰り返しているのではないだろうか。

目次

【主要目次】
第一章 信用売買の理論領域
第二章 商品交換の成立原理
第三章 貨幣生成の論理構造
第四章 貨幣の内なる二面
第五章 信用貨幣の生成原理

著者略歴

著:海大汎
1986 年 韓国・ソウル生まれ。2020 年 北海道大学大学院経済学院博士後期課程修了。博士(経済学)。現在  北海道大学大学院経済学研究院助教。

ISBN:9784784518821
出版社:社会評論社
判型:4-6
ページ数:278ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFFJ