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「人間とは食べるところのものである」

「食の哲学」構想

著:河上睦子

紙版

内容紹介

フォイエルバッハの「食の哲学構想」の解読を基礎に、現代日本の食の世界が抱えている諸問題を考察する。

目次

第Ⅰ部 フォイエルバッハの「食の哲学」
第1章 「食の哲学」への道程 
第2章 「身体」と「食」の構想 
第3章 「食の哲学」入門―フォイエルバッハを参考に「食と宗教」について考える― 
第4章 ルードヴィヒ・フォイエルバッハ『犠牲の秘密、または人間は彼が食べるところのものである』(解読)
補稿:フォイエルバッハ研究の軌跡 

第Ⅱ部 食と社会 現代日本の食の問題
第5章 コロナが変える「食(事)の世界」―「いのちと経済」で揺れる「食の思想」を考える― 
第6章 「孤食」について哲学する 
第7章 〈食〉とイデオロギー 
第8章 現代日本の〈食〉の問題とジェンダー 
終章 「食」のゆくえ 

著者略歴

著:河上睦子
相模女子大学名誉教授。博士(文学)。総合人間学会理事。専門;哲学・社会思想。著書『いま、なぜ食の思想か―豊食、飽食、崩食の時代』社会評論社、『フォイエルバッハと現代』御茶の水書房、『宗教批判と身体論』御茶の水書房、『神の再読・自然の再読』(「フォイエルバッハの会」共編著、理想社等。

ISBN:9784784515974
出版社:社会評論社
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年11月
発売日:2022年11月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DFG
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1DFA