日韓会談研究のフロンティア
「1965年体制」への多角的アプローチ
編著:吉澤文寿
紙版
内容紹介
1965年の日韓条約締結にいたる交渉過程について、韓国の議論をリードする7人の研究者が、先行研究を踏まえて多角的に迫る新たな論考集。*『歴史認識から見た戦後日韓関係』姉妹編。
目次
第一章 日韓関係の定立と反定立 ——ジョン・フォスター・ダレスの信念 金崇培
第二章 日韓間歴史論争の構造化 ——戦後国際情勢の動向と対韓請求権主張論理の形成 金恩貞
第三章 初期日韓会談における両国交渉戦略の再検討 1951~1953 ——予備会談から第三次会談の決裂まで 尹錫貞
第四章 日韓会談中断期における大村収容所問題に対する日本政府の対応 金鉉洙
第五章 日韓会談における文化財返還交渉についての再検討 厳泰奉
第六章 日韓大陸棚協定の外交史的考察と未解決課題 ——東アジアガバナンスの構築に向けて 朴昶建
第七章 徴用問題の再照明 ——韓日会談、文書公開と立法処理、大法院の判決とその後 李元徳
ISBN:9784784515905
。出版社:社会評論社
。判型:4-6
。ページ数:280ページ
。定価:2600円(本体)
。発行年月日:2021年09月
。発売日:2021年09月06日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPS。