ノモンハン戦記を読み解く
著:佐々木健悦
紙版
内容紹介
1939年夏に勃発した満洲国(日本)と モンゴル人民共和国(ソ連)間の国境紛争。その戦史を紐解くと、現代日本の政官界の 「改竄」「抹消」「隠蔽」の原型を見ることができる。 まさに「歴史は現在と過去の対話」(E・H・カー)である。
【余禄】隠蔽された記憶遺産 モンゴル抑留吉村隊「暁に祈る事件」
目次
第一話 ノモンハン戦の勝敗
第二話 張鼓峯事件と第一次ノモンハン戦
第三話 日本軍のノモンハン戦敗因
第四話 ソ蒙軍の八月大攻勢と関東軍の九月反攻構想
第五話 政治粛清とジューコフ
第六話 モンゴル族兵士たちのハルハ川戦
第七話 欺瞞のノモンハン報道
第八話 欺瞞の戦後処理
第九話 ハルハ川の主戦場と戦跡
第十話 ハルハ川戦勝記念
終 話 ウクライナ紛争に問題提起