内容紹介
< エンゲージド・ブッディズム > がめざす平和・民主主義・豊かさとは何か?
アウンサンスーチーに伴走してきたジャーナリストが日本政府と軍政の共犯関係を追究する。
昨年好評を得た『アジアと共に「もうひとつの日本」へ』に続き、わたしたち日本人に"平和"と"豊かさ"の再考をうながした好著。
目次
第1章「市民不服従運動」への国家テロ
「独裁国家に逆戻りさせるな」
国際社会の対応
「アジア最後のフロンティア」暗転
第2章 日本政府の「独自パイプ」
ODAビジネスの黒幕
利権がつなぐ「独自パイプ」
もうひとつの国軍パイプ
第3章 「アジア最後のフロンティア」への既視感
日本はどこで間違ったのか
『ビルマからの手紙』
民主化運動が期待する日本との関係
第4章 国境を超えた市民連帯へ
市場としてではないアジアの声
「ミャンマーの未来に投資を」
声を上げはじめた日本人
第5章 民主化支援─「日本人の物語」としての平和と豊さを問う
平和と「歴史認識」
日本軍兵士が見たビルマ
受け継がれるミャンマー人の心の灯
エンゲージド・ブッディズム
著者略歴
著:永井浩
ジャーナリスト。神田外語大学名誉教授。元毎日新聞バンコク特派員。著書『される側から見た「援助」─タイからの報告』勁草書房、『見えないアジアを報道する』晶文社、『アジアはどう報道されてきたか』筑摩書房、『戦争報道論─平和をめざすメディアリテラシー』明石書店、共訳:アウンサンスーチー『ビルマからの手紙』毎日新聞社。
ISBN:9784784513789
。出版社:社会評論社
。判型:4-6
。ページ数:240ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2022年07月
。発売日:2022年07月29日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JP
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:NH。