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宗教と社会改革

土着的近代と非暴力・平和共生世界の構築

著:北島義信

紙版

内容紹介

いくつかの地域の事例を通じて、「土着的近代」を考える材料を提供し、 従来の「資本主義vs社会主義」という枠組みだけでは捉えることができなかった、 平和構築の主体者としての人間の意識化・主体化・連帯の新たな視点を提起する。

目次

第1章 アリー・シャリーアティーにおける宗教と社会変革
第2章 南アフリカのアパルトヘイト撤廃運動における宗教の役割
第3章 南アフリカにおけるキリスト教徒と社会主義者の連携
第4章 日本の「近代」国民国家形成期における宗教と社会変革
第5章 韓国における東学運動と社会変革
第6章 戦後日本における仏教と社会変革
終章 土着的近代と非暴力的・平和的共生世界の構築
寄稿 趙晟桓 「土着的近代」で再び繋がる東アジア

著者略歴

著:北島義信
正泉寺国際宗教文化研究所所長、三重宗教者平和協議会代表。四日市大学名誉教授。専門は現代英語圏アフリカ文学・インド文学・文化論、宗教社会論。近著として『土着と近代』(共著、音羽書房鶴見書店)、『ブラック・ライブズ・スタディーズ』(共著、三月社)、『宗教と社会主義の共振』(共著、ロゴス)など多数ある。

ISBN:9784784513741
出版社:社会評論社
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QR