内容紹介
あふれる水、なだれる空、得体のしれない風……
耳目を軋ませる不穏な気配。揺らぎ傾いでいく時代の懸崖で、記憶と今を重ねる声は、なおも闊達な響きを失わない。
4年ぶり、待望の新詩集。装幀=井原靖章
著者略歴
著:たかとう匡子
1939年、神戸市に生まれる。神戸市在住。「イリプス」同人。
詩集に『ヨシコが燃えた』、『神戸・一月十七日未明』、『ユンボの爪』、『地図を往く』、『立ちあがる海』、
『水嵐』、『水よ一緒に暮らしましょう』、『学校』(小野十三郎賞)、『女生徒』、『耳凪ぎ目凪ぎ』など。
評論・エッセイ集に『私の女性詩人ノート』三部作、『竹内浩三をめぐる旅』、『地べたから視る―神戸下町の詩人林喜芳』、『神戸ノート』、絵本に『よしこがもえた』などがある。
ISBN:9784783745594
。出版社:思潮社
。判型:A5
。ページ数:124ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2024年03月
。発売日:2024年04月05日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DC
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ。