モダニズムの遠景
現代詩のルーツを探る
著:中原 秀雪
紙版
内容紹介
<現代詩は何処から?>
「昭和十年代のモダニズム詩に、独自なかかわり方をした詩人、丸山薫、、春山行夫、金子光春。この三人はまた、かつてのモダニズムの先端都市名古屋や、その周辺が出身地だ。現代詩の誕生と名古屋を結んで、モダニズムの源流を見据えながら、明日の詩の在り方を構想している。名古屋在住の詩人、中原秀雪は、誰もが見落としていた、現代詩史の暗部から議論を始めた。それが楽しい。」(北川透)