ソーニャ文庫
純愛の業火
著:荷鴣
絵:Ciel
紙版
内容紹介
――きみが悪魔なら、ぼくはさらに悪い悪魔だ。
罪のない者が毎日のように処刑され、見世物にされる狂った国で、
生きづらさを感じていた第七王女アリーセ。
彼女の心の支えは、拾った子犬のバーデと前王の息子ルトヘルだけ。
女性の扱いに慣れている様子の彼は、初対面の時から押しが強いけれど、
“地味でみすぼらしい”アリーセにも優しくしてくれる。
そんなルトヘルに恋心を抱くようになるが、
ある時、彼から国を出ることを提案される。
さらには互いを信じあうために身体を繋げようと寝台に誘われて……?
妖しい美貌を持つ貴公子×虐げられた王女、地獄のような世界で貫く純愛の結末は?
目次
付属物