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文庫ぎんが堂

「キャバクラ」の経済学

なぜ、男たちは「彼女」に財布を開くのか?

著:山本信幸

紙版

内容紹介

伝説のベストセラーが待望の文庫化!

稼ぐことは、口説くことに似ている。
ココロとお金の不思議な関係とは。

「お客のココロを捉えて離さない」疑似恋愛マーケティングの「儲けのカラクリ」をビジネス理論で分析!

本書はキャバクラという業態の成り立ち、経営手法やシステム、キャバクラ嬢たちのお客のつかみ方、お金の稼ぎ方を分析した内容で構成している。キャバクラの商品はキャバクラ嬢だが、お客が手に入れることができるのは、キャバクラ嬢と過ごす時間という無形の、泡沫(うたかた)のようなもの。店を一歩出れば夜空の彼方に消えてしまう。それなのに客はなぜ財布を開くのか。きっとそこには、すべての商売に通じる根本原理があると考えた。それが何なのかについては、本書を読み進めるうちにわかっていただけるだろう。(「はじめに」より)

【目次】
第一章 恋愛が景気を後押しする-「消費する心」の分析
第二章 キャバクラって何をするところ?-二一世紀業態の分析
第三章 キャバクラが儲かる仕組み-ビジネスシステムの分析
第四章 今夜も貴女(あなた)の客(カモ)になる-顧客を維持する心理マーケティングの分析
第五章 ぜったい指名して!-疑似恋愛的営業戦略の分析
第六章 グローバル・スタンダードな私たち-女の子の金銭感覚と就労意識の分析

ISBN:9784781671406
出版社:イースト・プレス
判型:文庫
ページ数:235ページ
定価:667円(本体)
発行年月日:2015年11月
発売日:2015年11月10日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:GBD