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教育学×医学でわかった親子の「どうしても起きられない」をなくす本

著:木田哲生
著:三池輝久

紙版

内容紹介

起立性調節障害・発達障害にともなう睡眠のお悩み、
なんとなくイライラして、疲れている……といったお子さんの不調を
どの親子も今すぐ・特別な道具はなく、実践できます!

10年間にわたり、多くのお子さんの睡眠を改善し続けている
教育学×医学の「みんいく」メソッドがこの1冊でわかる!

「勉強に集中できていない」「うつっぽく、いつも不機嫌」……。
小・中学校のお子さんの悩みごとには、実は睡眠が大きく影響しています。
10年間小学校で睡眠教育を実践してきた教員と、
多くの子どもの睡眠の悩みを解決してきた小児科医が、
医学と教育学の調査と研究に基づく、「誰にでも効果的」「無理せず取り組める」
親子の睡眠のヒントを教えます。

【目次】
はじめに
Part1 お悩みに応じた睡眠タイプ
Part2 今日からすぐにできる 安眠のための11のメソッド
Part3 子どもも家族も笑顔になれる かかわりかたを知ろう
Part4 どうして睡眠は大切なのですか?
Part5 保護者のみなさまへのメッセージ
おわりに

【著者からのメッセージ】
 「うちの子、最近なんだか機嫌が悪くて、学校に行きたがらないんです」「何度言っても早く寝ないし、元気がなくって」「夜眠るのが遅くなっていくうちに、学校に行けなくなってしまって……」。そのようなお悩みを、多くの保護者の方から聞いてきました。
 お子さんの幸福を思う保護者の皆さんの気持ちは、とても尊いものです。お子さんが元気で、楽しい生活を送ってほしい。それだけを望んでいるのに、どうしてかうまくいかない。お子さんのことが心配になってついつい強い口調で「早く寝なさい!」「学校へ行きなさい!」と叱ってしまう……。
そのような保護者の皆さんの想いを、お子さんが心から理解して「睡眠は大事なことだ!」「頑張って学校へ行こう!」と思ってくれれば、このお悩みは解決できますよね。

「でも、そんなことできるの?」と思う保護者の方も多いと思います。ちょっと「睡眠改善」と調べてみても、毎朝栄養バランスがとれた朝ごはんを作らなければならないとか、必ず22時までには眠らないといけないとか、働く保護者や毎日習い事で忙しいお子さんにとっては、とても難しいような内容が並んでいることも多いでしょう。
だからこそ特別な方法などは取り入れず、1つでもすぐに取り組めるような方法をたくさん紹介しました。また、どうやったらお子さんにうまく思いを伝えられるかと、声掛けの方法やコミュニケーションのコツも紹介しています。
この本で紹介する「みんいく」は、お子さんの体の健康から、お子さんの心にアプローチできて、親子の関係も良くなる、画期的な方法なのです!

目次

はじめに
Part1 お悩みに応じた睡眠タイプ
Part2 今日からすぐにできる 安眠のための11のメソッド
Part3 子どもも家族も笑顔になれる かかわりかたを知ろう
Part4 どうして睡眠は大切なのですか?
Part5 保護者のみなさまへのメッセージ
おわりに

著者略歴

著:木田哲生
木田哲生(きだ・てつお)
1983年生まれ。堺市教育委員会勤務。堺市公立中学校保健体育科教諭として勤務中、勤務校で睡眠教育を実践。保護者・学校と連携し、睡眠障害のある不登校児童等を、学校及び社会生活に復帰させた経験を持つ。現在も生徒指導に長く携わり、毎年多くの子どもたちの睡眠を改善している。著書に『睡眠教育(みんいく)のすすめ』(学事出版、2017年)、『「みんいく」ハンドブック』(全3巻、2017年)など。
著:三池輝久
三池輝久(みいけ・てるひさ)
1942年生まれ。小児科医、小児神経科医。熊本大学医学部卒業、熊本大学附属病院長、日本小児神経学会理事長、を経て現在、熊本大学名誉教授。日本眠育推進協議会理事長。30年以上にわたり子どもの睡眠障害の臨床および調査・研究活動に力を注ぐ。著書に『子どもの夜ふかし脳への脅威』(集英社新書、2014年), 『赤ちゃんと体内時計 胎児期から始まる生活習慣病 』(集英社新書、2021年)など。

ISBN:9784781621173
出版社:イースト・プレス
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2022年10月
発売日:2022年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFXB