わだち

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著：小林成子

出版社：ふらんす堂

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内容紹介

◆第一句集

昼過ぎの榾火の丈や残り福

ぶれのない写生眼で対象を見据え、良き詩的センスで選ばれた季語との融合の佳さを示す句が顕著となる。

（序より・山尾玉藻）

◆作品紹介
散り初めし花びらの立つ芝生かな
坂あれば雲湧きやすしラムネ玉
オーバーコート遠つ祖の土握りたる
バス停の人に見らるる心太
初しぐれ相生松をめぐりゐて
初雪へひとりひとりを送り出す
ふたりして蝉の樹惜しむ転居かな
雪掻きの道のつながる建国日
昼過ぎの榾火の丈や残り福
先々の草揺れてゐる蛇の衣

著者略歴

著：小林成子
昭和15年　　　兵庫県生まれ
平成５年10月　「火星」入会
平成19年　　　恒星圏同人
平成28年　　　「火星賞」受賞
俳人協会会員

ISBN：9784781414973
出版社：ふらんす堂
判型：4-6
価格：2600円（本体）
発行年月日：2022年12月
発売日：2022年12月09日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：DC
国際分類コード【Thema（シーマ）】２：1FPJ。

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