出版書誌データベース

本書は、全国各地で歯科衛生士トレーニングにかかわってきた著者による院長向け歯科衛生士の育て方・活用の仕方の虎の巻。ここでは、歯科衛生士について①知っておいてほしいこと、②環境整備の工夫点③経験別トレーニングのポイント④歯科衛生士も医院経営に参加しているという意識を高めるための工夫点などを満載。同内容が反映されたスタッフ向けポケットブック「DH業務がひとめでわかるポイント集」付き。

Chapter 1　新卒・継続・復帰組…院長先生が知っておきたいそれぞれの実情
［1］「歯科衛生士」は新卒・継続・復帰で三者三様
［2］すべての「歯科衛生士」が最初から歯周治療志向とは限らない

Chapter 2　歯科衛生士新人教育には定番プログラムがある
［1］採用から１月目にやっておきたいこと
［2］歯科衛生士新人教育プログラムの定番メニュー

Chapter 3　スムーズな人間関係を築くための歯科衛生士への禁句とマナー
［1］歯科衛生士が複数いる場合は「平等」が大事
［2］院長先生の適切な関与で歯科衛生士業務がやりやすくなる
［3］患者さんの前で歯科衛生士を叱らない
［4］ちょっとした配慮で歯科衛生士の働きやすさが変わる
［5］歯科衛生士の身だしなみは上手に注意

Chapter 4　歯科衛生士業務の成果を出すために知っておいていただきたいこと
［1］臨床で結果を出すには専用器材が不可欠
［2］器具の扱いが効率とコスト管理に影響する
［3］歯科衛生士が使用する器具は消耗品
［4］歯科衛生士業務を効率的に行うために必要なチェアサイドの環境
［5］歯科衛生士が行った歯周処置を院長先生自ら評価することの重要性

Chapter 5　歯科衛生士業務をめぐる患者さん対応上の重要事項
［1］まずは接遇とコミュニケーションが基本
［2］患者さんに歯科衛生処置を気持ちよく受けていただくには
［3］患者さんに悪い印象を与えないために
［4］守秘義務

Chapter 6　歯科衛生士に伝えておきたい医療機関としての利益の大切さ
［1］医療機関としての利益を意識してもらう
［2］利益とキャンセルの関係をわかってもらう
［3］質の高い治療のための自費の必要性を歯科衛生士に理解してもらう

■付録「DH業務がひとめでわかるポイント集」