出版書誌データベース

好評既刊「ないしょみつけちゃった」「11年目のランドセル」に続く、子どもたちが綴る文詩集「東京の子」（毎年発行）の3冊目。｢あのおしゃべりなかわいい口を、しっかりマスクで覆う生活も、もう四年目｣「コロナで学校は一変しました。突然の休校だったり、黙食だったり……」｢私たちは、この時代だからこそ、子どもの声を、子どもの思いを、たくさんの大人や子どもに届けたいと思いました」（「この本を読んでくださるみなさまへ」より）。子どもたちの本音が詰まっている詩集、子どもたちが読んでみたくなる詩集。

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私たちは、この時代だからこそ、子どもの声を、子どもの思いを、たくさんの大人や子どもに届けたいと思いました。子どもたちの思いがいっぱい詰まった「子ども詩集」をつくりたいと思いました。毎年発行の子ども文詩集「東京の子」から、これまでの「ないしょみつけちゃった」「11年目のランドセル」に続く、三冊目の子ども詩集です。詩を書いたのは東京の各地に暮らす子どもたちです。子どもの本音が詰まった詩集、子どもたちが読んでみたくなる詩集を目指しました。
（「この本を読んでくださるみなさまへ」より）

目　次
この本を読んでくださるみなさまへ 2
1　「すきなんだってわかったよ」
─自分を見つめて・家族とともに 9
えらいでしょ のぐち　りっか 10
おかあさんのたからもの おおの　とい 11
いもうと さいとう　たくと 12
サンタさん 小野　ここね 13
おえかき にしさと　みさき 14
オムツをぬげた 西　ねいろ 16
わたしの宝物 髙田　実来 18
だっこ 中道　海二 20
ちゅうしゃ ささ木　まさひろ 21
とうちゃんの木 高はし　さきな 22
妹の本 いとう　いおり 24
ぐちゃぐちゃ かん田　ちひろ 26
花火 くす本　花里 27
おばあちゃん きくち　ななほ 28
いとこのじまん さとう　れみ 30
ぎゅー うめだ　りお 32
ママの電話 眞田　ひびき 34
わたしもっ！ 根間　あい花 35
新しいくつ 水越　琉愛 36
ぶどう 西尾　結 38
パパが見に来たてんらん会 高橋　美和子 39
家族のかたたたき 有我　春社 40
カギ 小原　哲太 41
母の仕事 榎戸　ほのか 42
赤ちゃんのじしゃく 西　かなえ 44
なんで 髙橋　穂乃花 45
ベランダ夜ごはん 金ざわ　はな 46
「はい」の練習 八木　健斗 47
地獄の名月 辻　響輝 48
おばあちゃんの写真 砂川　環来 50
当たり前のこと 谷　真志歩 52
したくない 鈴木　葵 54
手紙 森　紅葉 56
ぼくのおばあちゃん 内田　一希 58
終わらない勉強 山田　慶太 59
せんこう花火 小出　柑那 60
夏休み明けの朝 今井　柚希 62
妹 安どう　美晴 63
お父さんの入院 田邊　愛子 64
おばあちゃんのほしがき 髙𣘺　空太朗 66
おぼんの準備 伊藤　拓己 68
ぼくのアレルギー 中村　仁 70
アイス 小林　心菜 72
大人になったぼく 本間　友護 74
返事をしなさい 須藤　彩羽 75
母の手 内藤　颯季 76
妹 小宮　壮一郎 77
生まれたばかりの妹 牧島　衣吹 78
学童のおむかえ 足立　花音 80
妹のウソ 佐藤　煌之佑 82
母の味って不思議だな 千脇　みちる 84
酔ってくると 小笹　葉瑠 86
お兄ちゃんのピアス 宮下　いづみ 88
弟の言う事 佐藤　涼風 90
おじいちゃん 黒米　琉生 92
じーじとオムライス 小宮　心明 94
2　「あした　ふく田くんにあやまろう」
─学校・友だち・先生 97
あじあぞう さとう　いっさ 98
おおなわ おおにし　あゆみ 100
先生あてて ほりこし　ゆずか 101
しんたいそくてい かまた　あきと 102
きになる 山下　のあ 103
やったあ すみとも　れいな 104
じゅぎょうさんかん よしい　いちか 105
せんせいあのね… たみわ　けい 106
おわかれ 山田　よししげ 107
ヤバイ 野見山　蒼太 108
うんてい すず木　みな 109
ふく田くんのせいにした 河合　こうのすけ 110
かけざん せんどう田　あきひこ 111
小林先生のこと ごとう　クロエ 112
どろけい 高はし　みよ 113
友だちに会った 宝来　あおい 114
ひみつ 三輪　千畝 116
運動会 かめい　はな 118
先生のズボン 樋澤　一成 119
くやしいなみだ… 齋藤　南歩 120
こんな学校だったな 織田　尚 122
スイッチは先生 戸館　夏帆 123
どうしてるかな 笹原　誉 124
漢字 丸山　鼓太朗 126
あげパンおいしい 村田　櫂都 128
私を見て 市瀬　花愛 129
友達 篠澤　幸歩 130
言いづらい 柏木　桃 132
どう思ってる？ 﨑田　帆夏 133
丸つけがきらいな理由 小泉　陽渚 134
リレーの選手 加藤　優貴 136
読み聞かせの約束 駒寄　藍斗 138
一年生 井関　日奈子 140
気づかない 三津谷　龍聖 141
一年生だから… 宍戸　経人 142
くやし涙 星　龍斗 144
3　「ミツバチ　たべた」
─不思議がいっぱい 145
たんさんぶろ 神道　さくら 146
にじ かとう　ゆら 147
きりがでたよ 田中　あゆむ 148
かつおぶし 小がさわら　ゆう 149
こおろぎがないたよ たかやま　はるらん 150
ゆうやけ なかむら　はな 152
どろおんせん おきもと　たいち 154
ゆきむし 川くぼ　せりな 155
つきをみたこと ひらた　かのん 156
糸電話 大たき　ア ミ 158
冬が来たよ おか田　いろは 160
ミツバチたべた さいとう　てるき 161
チョウゲンボウ かとう　そうご 162
はがぬけた しば　りょうのすけ 163
大きいナマズ 原　虎太郎 164
かいこがだっぴするとき ふじ田　りほ 166
しも柱 山ぞえ　まひろ 168
ひまな一日 森田　拓海 169
ザアーザァー 牧野　良太朗 170
中秋の名月 三浦　華純 172
キラキラなくもの巣 山川　小春 174
4　「マスクをとって
　　おもいきりあそびたい」
─広い世界に 175
ボランティア きむら　じゅり 176
お父さん あんどう　まゆ 178
イプシロン打ち上げの前の日 徳田　圭佑 179
思い出の桜のトンネル 青木　夏実 180
夏休みのボランティア 福島　理央 182
一〇五歳のおじさんとの文通 萩原　寿 184
学校に行けることが幸せ 横尾　浩 186
一番勇敢な人達 高橋　ひかり 187
見かけによらず 山岸　穂香 188
とちぎのおじいちゃんとおばあちゃんにあいたい
たけい　ねねか 189
ひいばあちゃん 金野　心海 190
コロナの自しゅく期間 三戸部　浩一朗 191
コロナでの給食 松栄　心 192
ドキドキな夜のゆめ 高橋　美維菜 193
休みだからできたこと 平渡　ニコ 194
＊　初めて児童詩の指導を
　　やってみようという方へ
　　Ｑ＆Ａ 195
Ｑ１　子どもたちに詩を書かせたいと思っています。最初はどうやればいいですか。 196
Ｑ２　詩を書く単元が苦手で、さらりと済ませてきました。詩を書くよさって何でしょう。 197
Ｑ３　何を書いたらよいかわからない子がいます。どんなことが詩のタネになりますか。 198
Ｑ４　書き始めの言葉は
どうしたらよいでしょうか。 199
Ｑ５　うれしい気持ちや悲しい気持ちを表すのに「うれしい」「悲しい」と書かない方がよいのでしょうか。 200
Ｑ６　題はどのようにつければいいのですか。 201
「先生、こんどはあてて」発刊に寄せて
児童詩が教室を変える
身近なホントが、新しい 202

○協力者名簿 222
○作品選考委員 223


〈題字〉　桐山　久吉（豊島作文の会）
〈カバー絵〉
　　　　町田市立山崎小学校
　　　　一年・あおき　えいじ
　　　　　　　「大きいバナナ」
　　　　一年・さいとう　ひかり
　　　　　　　「からふるチョコドーナツ」
〈カット〉板橋区立大山小学校のみなさん
〈イラスト〉山口弘明

編：東京作文教育協議会
代表　小美濃　威
事務局　山口　佳子
ホームページhttps://sites.google.com/view/tousakukyo/

●編集委員会
佐藤保子　（板橋作文の会）
赤木はるか（八南作文の会・八王子市立小宮小）
金成素子　（中野作文の会）
平　光子 （町田作文の会・町田市立忠生第三小）
森　恵　　（町田作文の会・町田市立山崎小）
山口佳子　（板橋作文の会・板橋区立蓮二小）