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甦る『資本論』

若者よ、マルクスを読もう 最終巻

著:内田 樹
著:石川 康宏

紙版

内容紹介

13年続いたシリーズが、いよいよ最終巻へ!
『資本論』をめぐる著者の往復書簡で13年前に刊行開始のシリーズ最終巻。資本主義成立の仕組みとポスト資本主義の展望を語り合う。あなたがたの哲学的未来が豊かなものでありますように。
住復書簡を基に語られるマルクス論、資本論を読み解くための入門書
斎藤幸平さんが推薦!
マルクスが人生を捧げた150年前の著作が、2人の「達人」の手引きによって、現代に生き生きと蘇る。『資本論』をいつ読むの?そりゃ、今でしょ!

目次

Ⅰ その沿革、概要、最近の研究成果
  石川康宏第1書簡(2021年2月15日)
Ⅱ 資本が初めて生身の人間にふれた時
  内田樹第1書簡(2021年5月8日) 
Ⅲ 「未来社会」はどう描かれているか
  石川康宏第2書簡(2022年6月27日) 
Ⅳ 「大洪水」とは何か 資本主義と世界の未来予測
  内田樹第2書簡(2023年1月11日)
Ⅴ 関連文献
  『イギリスにおける労働者階級の状態』について
  石川康宏書簡(2018年5月30日)
  『若者よ、マルクスを読もうⅡ』中国語版への序文
  ぼくのマルクスへのアプローチの仕方 石川康宏(2021年3月31日)
  日本におけるマルクス受容の特徴について 内田樹(2021年3月31日)

著者略歴

著:内田 樹
思想家。1950年生まれ。神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。 専門はフランス哲学・文学、武道論。
著:石川 康宏
神戸女学院大学名誉教授。全国革新懇代表世話人。1957年生まれ。専門は経済学。

ISBN:9784780312867
出版社:かもがわ出版
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1800円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年08月02日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB