講座「わたしたちの歴史総合」 第三巻
「近世」としての「東アジア近代」
地域のいまを問い直す
編:歴史総合研究会
著:桃木 至朗
紙版
内容紹介
古代・中世史を踏まえつつ、「近世」におけるグローバルな経済変動と交流などを通じてできあがった「伝統社会」の姿を描くとともに、近世との連続性と断絶を意識しながら、東アジアの近現代史の特徴を概観し、その現在地点を論じることによって、現代の課題にどう立ち向かっていくかを提示していく。
目次
第一章 東アジアの「基層社会」と古代・中世
第二章 近世前期の東アジアと 16世紀のグローバル化
第三章 東アジアにおける小農社会の確立と「勤勉革命」
第四章 東アジアの「朱子学化」「近世化」「中国化」
第五章 東アジアの近代:ナショナリズムと開発
第六章 東アジアの現在地点:「圧縮された近代」の帰結
ISBN:9784780312638
。出版社:かもがわ出版
。判型:4-6
。ページ数:208ページ
。定価:1800円(本体)
。発行年月日:2023年03月
。発売日:2023年03月22日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF。