出版社を探す

主体的に学ぶ発達と教育の心理学

編:髙村 和代
編:安藤 史高
編:小平 英志

紙版

内容紹介

教職課程コアカリキュラム
「幼児,児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程」
対応テキスト。

子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」を目指して、
まずは自分が本書で主体的に学ぼう。
課題・テストも効果的に掲載。


●著者紹介
?村和代(たかむら・かずよ)
岐阜聖徳学園大学教育学部教授

安藤史高(あんどう・ふみたか)
岐阜聖徳学園大学教育学部教授

小平英志(こだいら・ひでし)
日本福祉大学教育・心理学部教授

目次

第1部 発達の過程
第1章 発達の理論
発達とは
1.発達の規定因
2.発達と教育
3.様々な発達の理論
第2章 乳幼児期の発達
1.運動発達
2.認知発達
3.言語発達
4.社会性の発達
第3章 児童期(学童期)の発達
1.身体・運動の発達
2.認知発達
3.社会性の発達
4.仲間関係の発達
第4章 青年期の発達
1.青年期という時期
2.身体の発達
3.認知発達
4.自己の発達とアイデンティティの確立
5.社会性の発達
6.青年期発達を踏まえた教育とは

第2部 学習の過程
第5章 行 動 論
1.古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)
2.道具的条件づけ(オペラント条件づけ)
3.社会的学習
4.学習の分散と集中
第6章 情報処理論
1.記憶の保管場所:二重貯蔵モデル
2.データとしての「記憶」とその形式
3.学習方略:しっかり覚えるにはどうすればよいか?
4.「メタ認知」:優れた学習者の特徴
5.「思考」:私たちはどう推論しているのか
6.「素朴理論」:経験から能動的に行われる思考
7.「類推」と「洞察」:より柔軟な思考
第7章 知  能
1.はじめに
2.知能検査の開発の歴史
3.知能検査の発展 
4.知能とは何か?
5.創造的な知能
6.知能観
7.知能研究の今後
第8章 動機づけ
1.動機づけとは
2.欲求の働き
3.認知による動機づけ
4.外発的動機づけと内発的動機づけ
5.原因帰属
第9章 教授方法
1.授業の設計
2.代表的な教授方法
3.個に応じた学びを促す学習支援
第10章 主体的・協同的学習
1.主体的な学びとしてのアクティブ・ラーニングと自己調整学習
2.対話的な学びとしての協同学習
3.ICTを用いた主体的・対話的な学び
第11章 測定と評価
1.測定・評価の基本概念
2.テストの作成
3.評価の方法

第3部 子どもの理解と支援
第12章 学級経営
1.学級集団を心理学で読み解く
2.友人関係の発達と学習活動
3.教師と児童生徒との関係
第13章 特別支援教育
1.障害とは
2.特別支援教育とは
3.発達障害とは
4.自己理解と連携
第14章 教育相談
1.心理教育的援助サービス
2.カウンセリングマインド
3.児童生徒の問題行動とその援助
第15章 地域との連携とチームとしての学校
1.近年の日本における教育政策
2.学校と地域の連携
3.チームとしての学校
4.チームワークの概念的理解─良いチームをつくるために

引用・参考文献
確認テスト解答
索引

※各章冒頭に導入課題、章末に演習課題、節末に確認テストあり。

著者略歴

編:髙村 和代
岐阜聖徳学園大学教育学部教授

編:安藤 史高
岐阜聖徳学園大学教育学部教授
編:小平 英志
日本福祉大学教育・心理学部教授

ISBN:9784779516542
出版社:ナカニシヤ出版
判型:B5
ページ数:176ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2022年05月
発売日:2022年05月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JNA