出版社を探す

京都を学ぶ

京都を学ぶ【伏見編】

文化資源を発掘する

編:京都学研究会

紙版

内容紹介

秀吉の「首都」伏見城下の姿、消された巨大湖「巨椋池」の物語、寺田屋に代表される船宿の実態、名産の日本酒のブランドと酒米……。

京都の水運のかなめ、伏見の歴史と文化を掘り下げる、シリーズ第6弾。

目次

 はじめに

 伏見概略図

Ⅰ 伏見の位置と交通

  街道と舟運の交わるところ  (金田章裕)
 
  京街道の宿場町にのこる「船宿」  (片山正彦)
   ―─伏見の寺田屋と枚方の鍵屋─―

Ⅱ 深草遺跡の意義、一五世紀の「伏見」

  深草遺跡からみた弥生文化の東西交流  (國下多美樹)
 
  『看聞日記』から見る一五世紀前半の伏見  (若林正博)

 コラム1 『看聞日記』に現れた珍客──伏見のスズキ  (吉岡直人)

Ⅲ 伏見城と城下

  秀吉の「首都」伏見  (谷徹也)

 コラム2 江戸時代前期の御香宮  (寺嶋一根)
 
 コラム3 伏見稲荷大社の本殿  (中西大輔)

Ⅳ 近現代の伏見

  「伏見義民」と明治維新  (杉本弘幸)
  ─―「伏見義民伝」受容と顕彰・考証活動─―
 
  伏見酒蔵群のブランド構築における米の価値  (中村貴子)

 「巨椋池」についての物語が成立する過程について  (橋本章)
 
 コラム4 大池神社の守ってきた古文書  (東昇)
  
 執筆者紹介

 あとがき

ISBN:9784779516276
出版社:ナカニシヤ出版
判型:A5
ページ数:182ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年04月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-E