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哲学者に会いにゆこう

著:田中 さをり

紙版

内容紹介

バリバリ第一線の哲学者はもちろん、ミュージシャン、精神科医、漫画家まで、「哲学する楽しみ」を中心に聞くインタビュー集。

目次

 まえがき

Ⅰ 哲学者の「迎合しない優しさ」

  永井 均 なぜ子ども時代の問いを持ち続けられたのか

  木村 敏 「あいだ」と〈私〉をつなぐもの

  風間コレヒコ 音楽と哲学で生きる方向を見定める

Ⅱ 哲学徒として生きる

  前邑恭之介 漫画『CURE・生きる』の哲学

  中川雅道 ウィトゲンシュタインと臨床哲学

  俵 邦昭 十五歳で止まった時間、ひきこもりの哲学

Ⅲ 東日本大震災後に生まれた言葉

  鬼頭秀一 環境倫理学における自然

  村上祐子 異なる価値観を受容するための論理性

 あとがき

著者略歴

著:田中 さをり
高校生からの哲学雑誌『哲楽』編集人。幼少期に聴覚障害のある兄とホームサインで会話して過ごした経験から、身体の環境が違う者どうしのあいだで倫理規範や言語はどんな意味をもつのかを考え続けてきた。千葉大学大学院にて哲学、倫理学、情報科学を学び、修士(文学)、博士(学術)を取得。専門は教育工学と学術広報。現在、都内の大学で広報職員を務めながら、哲学者へのインタビューを続けている。

ISBN:9784779509926
出版社:ナカニシヤ出版
判型:4-6
ページ数:224ページ
定価:2200円(本体)
発行年月日:2016年04月
発売日:2016年04月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DSRC