第1章 学習・行動
第1節 さまざまな学習
1.古典的条件づけ 2.感情・情動の条件づけ 3.オペラント条件づけ
第2節 学習性無気力
第3節 観 察 学 習
第4節 行動療法(Behavior Therapy)
1.系統的脱感作法 2.エクスポージャー法 3.トークンエコノミー法 4.自律訓練法 5.バイオフィードバック法 6.生活技能訓練 7.応用行動分析
Case1:チームアプローチと健康管理:スポーツリハビリテーション
第2章 動機・欲求
第1節 動 機
1.動機づけと欲求 2.内発的動機づけ・外発的動機づけ 3.目標設定と動機づけ
第2節 マズローの欲求階層説
第3節 帰属理論
第4節 フラストレーション
1.フラストレーション 2.コンフリクト 3.バランス(均衡)理論
第5節 情 動
1.情動の生起 2.表情と情緒
Case2:プロサッカー選手のメンタルへの関わり方:理学療法士の立場から
第3章 感覚・知覚・認知
第1節 外界情報を理解する
1.認知心理学の登場 2.外界情報を処理するプロセス 3.2つの情報処理
第2節 感 覚 過 程
1.感覚の種類と成立条件 2.矛盾感覚
第3節 知 覚 過 程
1.知覚と錯覚 2.形態知覚 3.知覚の恒常性 4.相貌失認
第4節 感覚・知覚の加齢変化
1.乳幼児の感覚・知覚 2.高齢者の感覚・知覚
Case3:親が障害を受容するということはどういうことなのか
第4章 記 憶
第1節 記憶のしくみ
1.感覚記憶 2.短期記憶 3.長期記憶 4.展望記憶 5.忘却
第2節 日常のなかでの記憶
1.記憶の変容 2.目撃証言 3.偽りの記憶
第3節 記憶の加齢変化
1.自伝的記憶 2.展望的記憶
Case4:がんの治療を受ける人々のQOL維持向上のために:「Expressive Writing」を用いた心理社会的介入とその効果
第5章 社会心理学
第1節 個人と集団
1.集団規範 2.集団凝集性 3.役割分化
第2節 集団における他者からの影響
1.社会的促進・社会的抑圧 2.社会的手抜き 3.同調 4.集団極性化
第3節 リーダーシップ
1.特性論 2.リーダーシップと機能
第4節 他者理解と対人関係
1.パーソナリティの理解 2.対人関係の発達段階
第5節 説得的コミュニケーション
Case5:「心に寄り添う」ためのコミュニケーション
第6章 人格・性格・アセスメント
第1節 性 格 理 論
1.類型論・特性論・性格の5因子論 2.フロイト 3.ユング
第2節 環境か遺伝か
パーソナリティ障害
第3節 心 の 病
1.統合失調症 2.双極性障害
第4節 心理アセスメント(査定)
1.アセスメント 2.投影法 3.作業検査法 4.知能のアセスメント 5.発達や他の能力を知るためのアセスメント 6.神経心理学的アセスメント 7.アセスメントとテスト・バッテリー
Case7:教育機関における多職種連携のあり方について
第7章 生涯発達心理学(1):生まれてから児童期まで
第1節 発 達 と は
第2節 認知の発達
1.感覚運動期 2.前操作期 3.具体的操作期 4.形式的操作期
第3節 ことばの発達
第4節 自己と他者との関係の発達:愛着の形成と分離不安
1.愛着 2.遊びと子ども
第5節 児童期(6,7~11,12歳頃まで)
1.自己と他者との関係の発達 2.小1プロブレム・9歳の壁
Case7:日本の作業療法の誕生から現在に至る変化
Case8:作業療法の面白さ
第8章 生涯発達心理学(2):青年期から老年期まで
第1節 青 年 期
アイデンティティの獲得
第2節 成 人 期
1.働き方とキャリア 2.バーンアウト・シンドローム 3.中年期の危機
第3節 老 年 期
1.喪失経験 2.人生をふり返る 3.認 知 症
Case9:がん終末期と連携とお金のはなし
第9章 さまざまな発達の形
第1節 知的障害(知的能力障害・精神遅滞)
第2節 自閉症スペクトラム障害(ASD: Autism Spectrum Disorder)
1.自閉症スペクトラム症 2.注意欠如/多動症 3.限局性学習症
第3節 虐待とアタッチメント
第4節 コミュニケーション障害
第5節 摂 食 障 害
第6節 アルコール依存:薬物依存
Case10:不登校対策としての心理と福祉