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フィギュール彩

1979年の歌謡曲

著:スージー 鈴木

紙版

内容紹介

1979年(昭和54年)の歌謡界は、
「ニューミュージックと歌謡曲の一年戦争」という感じの、混沌とした
空気感が漂っていた。
ピンク・レディーはこの年に完全に奈落の一途をたどり、
山口百恵は三浦友和と交際宣言、沢田研二も明らかに過渡期に突入。
この年はアイドル最弱時代で、特にジャニーズ系は影も形もない。
そしてその間隙をぬって登場したゴダイゴ、オフコース、そして
サザンオールスターズら、歌謡曲のアンチとしてのニューミュージック!
そんなこの年の魔訶不思議な音楽シーンを通して、昭和の歌謡曲を振り返る。

この年に発売された楽曲60曲の批評、オリコンでの最高位、
年間ランキングなどのデータの他、
「名曲度」と「79年象徴度」を5点(5つ星)満点で採点!
      《紹介する楽曲》(一部)
♪沢田研二『カサブランカ・ダンディ』
♪西城秀樹『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』
♪桜田淳子『サンタモニカの風』
♪山口百恵『しなやかに歌って』
♪松山千春『窓』
♪ゴダイゴ『ビューティフル・ネーム』
♪アリス『夢去りし街角』
♪甲斐バンド『感触(タッチ)』
♪八代亜紀『舟唄』
♪郷ひろみ『マイレディー』
♪さだまさし『関白宣言』
♪海援隊『贈る言葉』
♪シーナ&ザ・ロケット『ユー・メイ・ドリーム』
♪オフコース『さよなら』
♪矢沢永吉『I say Good-bye, So Good-bye』
♪浜田省吾『風を感じて』…ほか

1979年の歌謡「人」として阿久悠、筒美京平等も批評する。

著者略歴

著:スージー 鈴木
1966年大阪府東大阪市生まれ。
音楽評論家、野球評論家、ラジオDJ、早稲田大学、
大阪芸術大学講師。マーケティング・プランナー。
『週刊ベースボール』誌に連載中。
著書に、『【F】を3本の弦で弾くギター超カンタン奏法』、
プロデュースした書籍に『日本は、』(共に彩流社)。
「1979年の歌謡曲」関連では、
当時のゴダイゴやサザンを好むが、特に沢田研二については、
今に至るまで、人生の師とあがめるほどの大ファン。

*スージー鈴木硬式サイト
http://www.suziesuzuki.com

ISBN:9784779170386
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:176ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2015年10月
発売日:2015年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AVP