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ICT教育の現実と未来

学校現場での実践と課題

編:古壕 典洋
編:手島 純

紙版

内容紹介

コロナ禍以降急速に広まったGIGAスクール構想をはじめとするICT(情報通信技術)教育。そのメリット・デメリットとは?学校現場のリアルな声を集め、そこから未来を考える一冊!

本書の主な執筆メンバーを現場の先生にこだわったのは、この「人と場」が実際にどうなっているかを明らかにしたいからです。徹底的に学校の現場にこだわって、教育の日常から決して目を背けずに、「ICT教育の現実と未来」を考察することにしました。(「はじめに」より)

目次

はじめに(古壕 典洋)
第Ⅰ部 ICT 教育とは
第1章 ICT 教育を巡って(柴田 功)
第2章 ICT 教育のあゆみ(古壕 典洋)
第Ⅱ部 現場から見るICT 教育
第1章 小学校の現場から(稲谷 直也)
第2章 中学校の現場から(本田 弥生)
第3章 高校の現場から(江藤 由布)
第4章 特別支援学校の現場から(金城 尚義)
第5章 通信制高校の現場から(深田 幸宏)
第6章 海外のICT 教育事情(福田 健志朗)
第Ⅲ部 ICT 教育のこれから
第1章 ICT 教育の現実と未来①(古壕 典洋)
第2章 ICT 教育の現実と未来②(手島 純)
おわりに(手島 純)

著者略歴

編:古壕 典洋
こぼり のりひろ 栃木県生まれ。東京大学大学院教育学研究科特任助教を経て、現在、星槎大学大学院教育学研究科准教授。専門は社会教育学・生涯学習論・遠隔教育論。最近の著作に、「通信制大学からみた指導補助者に関する一考察」(『八洲学園大学紀要』、共著、2024年)、「通信教育をめぐる思想」(『改訂新版 通信制高校のすべて 「いつでも、どこでも、だれでも」の学校』、手島純 編著、2023年、彩流社)、「『独りで学ぶ』とはなにか 「ま」と「あいだ」」(『日本通信教育学会 70周年記念誌』、2022年)などがある。
編:手島 純
てしま・じゅん 民間会社経験後、教職に転職。神奈川県立高校社会科教員として、通信制高校・定時制高校・全日制高校で35年間勤務する。その後、大学兼任講師を歴任し、2017年4月より星槎大学教授。日本通信教育学会(理事)、日本教師教育学会に所属する。
著書等に『通信制高校を知ってるかい 改訂版 もうひとつの学校』(北斗出版、1997年)、『放課後の教育論 巷の理論と現場の教師たち』(編著、彩流社、1997年)、『これが通信制高校だ 進化する学校』(北斗出版、2002年)、『格差社会にゆれる定時制高校 教育の機会均等のゆくえ』(2007年、彩流社)、『高校教師が語る 16歳からの哲学』(2014年、彩流社:台湾・中国で翻訳出版)、『通信制高校のすべて 「いつでも、どこでも、だれでも」の学校』(2017年、彩流社)がある。

ISBN:9784779129964
出版社:彩流社
判型:A5
ページ数:196ページ
定価:2300円(本体)
発行年月日:2024年09月
発売日:2024年09月06日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JN