著:稲葉 香
1973年、大阪府東大阪市生まれ(現在、千早赤阪村在住)。美容師を生業としながらヒマラヤトレッキング・登山を続ける。東南アジア・インド・ネパール・チベット・アラスカを放浪し、旅の延長で山と出会う。18歳でリウマチが発病。登山など到底不可能と思われたが、同じ病気で僧侶・探検家の河口慧海(1866~1945)の存在を知り、彼のチベット足跡ルートに惚れ込み、2007年、西北ネパール登山隊の故・大西保氏の遠征参加をきっかけに西ネパールに通いはじめる。2009年、NEXCO西日本フォトコンテスト入選。講演多数(日本ネパール協会関西支部、地平線会議、日本山岳文化学会、雲南懇話会、海外登山研究会)。著書に『西ネパール・ヒマラヤ 最奥の地を歩く ムスタン、ドルポ、フムラへの旅』(彩流社、2022)がある。