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キリスト教会の社会史

時代と地域による変奏

編著:指 昭博

紙版

内容紹介

世界の広範な地域、文化のなかで
キリスト教会はどのような姿をとり、
どのような機能を担ったのか……
人びととの関わりから探る。

中世から近代、東方(インド、ギリシア、中近東)から
西方世界まで、さまざまな地域、時代を切り取り、
それぞれの社会のなかに根付き、発展する
キリスト教とキリスト教会の様相を見つめることで、
キリスト教・キリスト教会とは何かを考える。

目次

目次予定

第一部 魂の救済を求めて

 第一章 中世末期のキリスト教と市民社会
——北・中部イタリア 徳橋 曜

 第二章 宗教改革期ドイツにおける儀礼
——心のよりどころの行方 塚本 栄美子

第二部 「東」のキリスト教

 第三章 イコンの教会
——ギリシア正教会とイコノクラスム 中谷 功治

第四章 中東キリスト教会の歴史  太田 敬子

第三部 多元化する世界との対話

 第五章 近世イングランドの教会座席  指 昭博

 第六章 インドにおけるミッション
——キリスト教と文明化のはざまで  並河 葉子

 第七章 世紀転換期フランスにおけるキリスト教民主主義
                 長井 伸仁

著者略歴

編著:指 昭博
さし あきひろ
神戸外国語大学教授。
著書等に
『イギリス発見の旅-学者と女性と観光客-』
(刀水書房、2010)、
『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』
(編著。ミネルヴァ書房、2012)、
『図説 イギリスの歴史 増補版 (ふくろうの本)』
(河出書房新社、2015)など。

ISBN:9784779123269
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月25日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRMB