定本 荒巻義雄メタSF全集
定本 荒巻義雄メタSF全集 1 柔らかい時計
著:荒巻 義雄
編:巽 孝之
編:三浦 祐嗣
紙版
内容紹介
初期の思弁小説の世界を全7巻にて! いよいよ最終巻!
※ 本全集は、アメリカのハーバード大学からも全巻購買予約も入っている
価値のあるものです!
「読者それぞれの内宇宙への旅の指針。
内宇宙を志向する者の聖書。」筒井康隆氏(作家)推薦!(帯文)
「白壁の文字は夕陽に映える」「緑の太陽」「柔らかい時計」「大いなる正午」
「トロピカル」「大いなる失墜」……。“内宇宙”に日本SFの
新たな可能性を見出した初期の傑作を完全版でお届け!
解説は、編集委員・巽孝之による書き下ろしです!
「しみ」と荒巻のデビュー評論「術の小説論」完全版も併録!
【第7回配本について】
本全集の掉尾を飾る『柔らかい時計』は、絵画に通暁する
荒巻の想像力が、画家ダリの超現実主義(シュールレアリスム)に
乗って全面展開した初期の傑作集。
表題作の他、スペキュラティヴ・フィクションの傑作の呼び名も高い
「トロピカル」や「緑の太陽」など、荒巻ファン垂涎の作品群。
荒巻の商業誌デビュー作である評論「術の小説論」も完全版で特別併録します!
「月報」では、荒巻義雄自身が雄弁に自らの作品の成り立ちを語り、
もう一人の「月報」の執筆者は、札幌南高校の荒巻の後輩にあたる
円城塔氏が書き下ろし! 自らの荒巻作品との出会いを語ります。