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バルサ、バルサ、バルサ!

スペイン現代史とフットボール1968~78

著:カルラス・サンタカナ・イ・トーラス
訳:山道 佳子

紙版

内容紹介

「カタルーニャはスペインではない!」。社会における軋轢がピッチにあり、審判の誤審が政治問題にまで発展。「バルサ」はなぜたんなるクラブ以上の存在なのか? これらを知るための鍵となるエピソードが満載。クラブ公認の写真も多数収載。

著者略歴

著:カルラス・サンタカナ・イ・トーラス
カルラス・サンタカナ・イ・トーラス(Carles Santacana I Torres)1961年バルセローナ生まれ。現在、バルセローナ大学地理歴史学部教授(現代史)。スペイン内戦、フランコ時代、民主化移行期のカタルーニャの歴史を専門とする。これまで、フランコ体制下の抵抗運動を主要な研究テーマとしていたが、シャビエル・プジャダスとの共著となった『もう一つのオリンピック、バルセローナ1936』(1990年)の出版を機に、「スポーツの社会史」という新しい分野の研究に意欲的に取り組んでいる。主要著書に『もうひとつのオリンピック、バルセローナ’36』(共著、1990/2006)、『勝者と敗者、ルスピタレーにおけるフランコ体制、1939ー1951』(1994)、『フランコ体制とカタルーニャ人、国民運動全国評議会報告書(1962-1971)』(2000)、『カタルーニャのマンクムニターとスポーツ政策』(2004)、子供向けの絵本として『わたしの最初のバルサの本』(2004)、『画像に見るカタルーニャスポーツ』(2006)等(全て未邦訳)がある。
訳:山道 佳子
1962年神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部准教授(西洋史)。著訳書に『バルセローナ—地中海のざわめき』(山道 佳子 森枝 雄司、洋泉社、1990)『発禁カタルーニャ現代史』(セスク画/モンセラー・ローチ文、共訳、現代企画室、1990)『サラエヴォ・ノート』(フアン・ゴイティソーロ著、山道 佳子 訳、みすず書房、1994)『パレスチナ日記』(フアン・ゴイティソーロ著、山道 佳子 訳、みすず書房、1997)『嵐の中のアルジェリア』(フアン ゴイティソーロ著、山道 佳子 訳、みすず書房、1999)“Fiestas y celebraciones civico-religiosas en la Barcelona Constitucional(1820-1823)”『静岡大学情報学研究』第6巻(2001年) “La cultura politica del primer liberalismo espanol: Un acercamiento desde la prensa y otros medios de comunicacion tipograficos en la Barcelona…

ISBN:9784779112652
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:276ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2007年06月
発売日:2007年06月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:SF