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天武天皇の秘密と持統天皇の陰謀

謎の古代三河と大和

著:榊原 靖彦

紙版

内容紹介

古代三河は、日本列島のなかで、最も活力に溢れた、大和朝廷をも惹きつける、吸引力のある国であった。日本古代史中、謎とされているものの多くは、「古代三河」のこの吸引力を無視することに起因している。  
古人大兄皇子の吉野隠棲と大海人皇子の吉野行きの類似性/大海人皇子の前半生/斉明7年(661)7月から天智7年(668)1月までの天皇位の空位/古人大兄皇子の女、倭姫王の天智天皇皇后への立后/藤原宮子「ご落胤伝説」/持統天皇の伊勢行幸と三輪朝臣高市麻呂の諌言/持統太上天皇の三河行幸などの不透明な謎を解くべく、三河に残された伝承や神社の由来などを精査し、そこに秘められた物語の真相を武器に、「東倭」の実像に迫る労作。

ISBN:9784779111402
出版社:彩流社
判型:4-6
ページ数:299ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2006年01月
発売日:2006年01月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ-JP-D