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【ハラル＝食品・医薬品・観光・流通などにおけるイスラム教の安心・安全基準】
実は、日本は「ハラル」ビジネスに向いている。宗教の敷居は確かに高いが、トレーサビリティ（生産履歴追跡）や衛生管理が徹底した日本の企業は、非常に高いポテンシャルを持っているのだ。現在は全世界の5分の1を占めるイスラム市場は、15年後に全世界の4分の1まで成長するといわれている。本書は、市場参入を目指す読者に、イスラム教の基礎から海外進出のノウハウまで余すことなく伝授する。

■第1部 ハラルビジネスの現在
第1章 ハラル対応後進国ニッポン
第2章 イスラム教とハラル
第3章 22億人のイスラム市場
第4章 イスラム市場への進出
第5章 オールジャパンでハラル対応

■第2部 マレーシアへのビジネス進出
第6章 なぜマレーシア進出なのか？
第7章 会社設立とサービスオフィス立ち上げ
第8章 ＲＯＩによるマレーシア進出支援サービス　
第9章 未来へのビジネス戦略　

■対談　海外進出が当たり前の時代になすべきこと

著：アクマル・アブ・ハッサン
MHC株式会社代表取締役。1990年3月マレーシアマラヤ大学卒業後、「東方政策」の国費留学生として来日。95年3月群馬大学工学部卒業。同年4月東京銀行入行（現・東京三菱UFJ銀行）。98年1月マレーシア国際貿易産業省（MITI）入省。2005年7月マレーシア貿易開発公社（MATRADE）大阪事務所・所長補佐として再来日。10年9月MHC株式会社（マレーシアハラルコーポレーション株式会社）設立。

著：恵島　良太郎
株式会社ROI代表取締役。1976年宮崎県生まれ。大学卒業後、システム開発会社、コンサルティング会社を経て、2004年8月株式会社ROI設立。国内WEBサービス『ファンくる』等を展開。12年6月マレーシア現地法人M&M Arc設立。13年5月マレーシアサービスオフィス「SENTRO」開始。