出版社を探す

I/OBOOKS

Remotteではじめるリモート操作アプリ開発

著:大澤 文孝

紙版

内容紹介

 趣味の電子工作にせよ、業務で使う組み込み機器にせよ、作るのが意外と大変なのが、デバイスをコントロールするための「ユーザーインターフェイス」(以下UI)です。
 操作のしやすさはもちろん、見栄えも重要であるため、ある程度のデザイン力が求められます。

 こうした「UI作り」を手助けするのが、「Remotte(リモッテ)」です。

 「Remotte」は、さまざまなデバイスをブラウザから制御できるようにする、「All-In-Oneプラットフォーム」です。
 「ボタン」「スライダー」「ボリューム」などの、よく使う入力コンポーネントから、「テキスト出力」「7セグのような出力」「メータ」「グラフ」など、データを見やすくする出力コンポーネントなどの一式が揃っています。

 「Remotte」を使えば、「デバイスを制御できるUI」が、素早く簡単に作れます。

 本書は、「Remotte」の概要と導入を丁寧に解説。
 さらに、「TWELITE」や「M5Stack」などの無線マイコンを使った、具体的な実用例を紹介します。

目次

■Remotteの魅力
・遠隔操作アプリの基盤となるRemotte
・Remotteの使い道
・ライセンスと費用
■Remotteを使うための準備
・Remotteを使うには
・「Remotteステーション」のインストール
・Remotteステーションの登録
・アプリを追加する
・アプリ利用の基本
・まとめ
■開発者として操作する
・開発者に切り替える
・Remotteアプリの構造
・アプリの構造を確認する
・レイアウトや表示部品の種類を変更する
・まとめ
■Remotteアプリ開発はじめの一歩
・この章で作るアプリの例
・アプリを作る流れ
・空のアプリを作る
・構成要素を追加する
・プログラムを書く
・PCのスピーカーをミュートする例
・グラフ表示を作る
・構成要素同士で連携する
・保存と配布
・まとめ
■PC直結のデバイスを制御する(TWELITE編)
・この章で作るアプリの例
・アプリを作る前の準備
・「Remotteアプリ」の新規作成
・温度・湿度・磁気センサの値をグラフで表示する
・動作テスト
・まとめ
■LANで接続されたデバイスを制御する
(M5Stack編)
・この章で作るアプリの例
・TCP/IP対応デバイスと通信する仕組み
・M5StackとMQTTで通信する
・パブリッシュする部分を作る
・サブスクライブする部分を作る

著者略歴

著:大澤 文孝
テクニカルライター。プログラマー。
情報処理技術者(情報セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリスト)。
雑誌や書籍などで開発者向けの記事を中心に執筆。主にサーバやネットワーク、
Webプログラミング、セキュリティの記事を担当する。
近年は、Webシステムの設計・開発に従事。

付属物

スペシャルコンテンツA CO2センサの接続と家電の制御
スペシャルコンテンツB ビデオ映像を見ながら機器を遠隔操作する

ISBN:9784777521852
出版社:工学社
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2022年03月
発売日:2022年03月16日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:UB