死者のひみつ
世界のミイラ
著:マット・ラルフス
絵:ゴールディ・ライト
訳:山根 玲子
紙版
内容紹介
世界各地ではさまざまなミイラや人骨が発見されている。古代エジプトのように人の手で作られたミイラから、アルプス山脈の氷の谷で発見されたミイラ、カタコンベの骸骨やポンペイの石こう像まで。どのようにして保存されたのか、なぜここで見つかったのか、死者やミイラが教えてくれる、当時の人々の暮らしや考え方にふれてみよう。
大英博物館の監修のもと、イラストを使って紹介。リアルな画像が苦手な読者にも興味と関心を持って読んでもらえる一冊です。
目次
はじめに
アフリカ
ツタンカーメン
ラムセス2世
ゲベレインマン
ミイラづくり
生、死、来世 について(古代エジプトの死生観)
ミイラが眠る場所
大ピラミッド
アメリカ
ユーヤイヤコの乙女
チンチョーロのミイラ
消えたフランクリン遠征隊
ヨーロッパ・中東
アイス・マン、エッツィ
ポンペイ市民の石こう像
カプチン会修道院のカタコンベ
湿地遺体
イランのソルトマンたち
アジア
小河の美女
辛追
水漬けのミイラ
ステップのタトゥのある人びと
即身仏
死者が教えてくれたこと、死者が隠したままにしたこと
発見場所
用語集
さくいん